猫に教わったこと☆そのままでいい

「大事なことはみーんな猫に教わった」という谷川俊太郎さん訳の絵本がありましたね。
猫との暮らし、もうすでに30年を超え、教わったことはたーーくさん

今年の4月で16歳になるはなこからはとても大切なことを教わりました。
はなこが病気を発症したのは2年前。
帰宅したらリビングの真ん中にでっかいウ◯チ

これが便秘症だったのですね。
当時、はなこは今の倍体重があり巨大結腸という病気になりかけていました。
それから糖尿病、原因不明の熱、腎不全、アトピーなど病気のオンパレード。
二度の入院。
人間でいうと80歳くらいですから、介護しているわけです。
今は治ることのない腎不全がなるべくゆっくりペースになるように家で在宅介護しています。
どんどんおしっこが出て脱水症状になるので皮下注射で水分を補給する。
もう、健康な猫の10倍くらいおしっこをします。
間に合わないないのか、感覚が鈍っているのか、トイレまで行けなくなり、手前で粗相するようになりました。
これが最初のうちはうまく対応できませんでした。
「なんでここで?」「なんで今?」とか思うわけです。
出がけに踏んでしまったりするわけですから。
それが次第に慣れて、粗相を発見したら素早くペットシート小を裏返しにし、よーく吸わせ。
かつアルコールスプレー(作ってあります)でささっと消毒。
終わり!
そこになんの疑問も感情も生まれなくなりました。
自動的に動く。
そしてふと思った。
これが「受け容れる」ということなんだって。
ただそうであることを「受け容れる」
相手が猫だから出来ている。
でも人間だったらどうだろう。。。
こんなことしなけりゃいいのに。
なぜ?
どうにかしてやめてもらえないだろうか?
とか。
様々な場面でジャッジしていないだろうか・・・
私は元々ジャッジの少ない人間です。
昔から人を自分を比べることがなく、ジェラシーとかねたみとかあまり感じたことがない。
自分に自信がある、とかでなく、自分の敵も目標も自分と知っていたから。
でもね。
それでも自分にごくごく近い人にはやってしまうのです。
家族、特にパートナー・・・
こうであればいいのに、ああであればいいのに、と思ってしまう。
思ってしまっていたことに気づかされました。
はなこにね^^
で、すっぱりやめることにした(笑)
とにかく全部「受け容れる」ことにした。
そしたら超ーーーー楽になりました

「受け容れる」
「ありのままを受け容れる」
その大切さをみんな知っていますよね。
でも人間だからなかなか出来ない。
私も頭で理解していたけど、実感出来ていませんでした。
あなたはそのままでいい。
そのままを受け容れる。
それがスタート。
そこから努力したり成長したりするのはその人の責任であって、他の人の責任ではないのね。
相手が変わるように頑張る必要はないんです。
相手が変わるように頑張るって、あなたはそのままじゃダメなのよ、っていうシグナルを出し続けること。
そうすると、相手もジャッジのエネルギーを出し続けます。
それは勝ち負け論争や、どちらが正しいか論争になる。
そして、結局二人とも不幸な気持ちになります。
とりあえず今は私と相方の間にジャッジのエネルギーはありません。
また、出て来ることもあるかもしれませんがww
ジャッジってエネルギーを消耗するんですよ。
ということに気づきました。
こんなことにエネルギーを使っているってアホらしいことです。
全ての人からジャッジのエネルギーがなくなれば確実に世界は平和になります

はなこ、ありがとう

人間として大きな成長をさせてもらいました。
そして・・・天からご褒美をいただきました^^

2013年3月30日
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